掲載誌:kiss
出版社:講談社
著 者:小沢真理
kiss2019年1月号掲載のアリスとアマリリス第11話『親友』のあらすじネタバレ・感想です。
この記事はアリスとアマリリス第11話のネタバレですのでご注意ください☆
アリスとアマリリス第11話のストーリー
ありすは、隣の席のイケメン吉羽くんや、最初に声をかけてくれた女の子たちとも仲良くなり、楽しい中学校ライフを送っていました。
しかし、小学校の時の親友ルナとは、パソコン部の活動中に、テニス部で頑張っているルナの姿を見ることはあるものの、会う回数は減る一方・・・。
ルナに『ありすって主婦みたい』と言われたことを気にして、ありすから会いにいかなくなっていたのです。
スーパーのタイムセールで詰め放題500円のソーセージを買って帰宅したありすは、
夕飯に「3種のウィンナーとキャベツのカレー風炒め」を作ります。
そして改めて思うのでした。まぁ、まじで主婦みたいなんだけどね・・・
日曜日、ありすとママ(リズ)と妹のココは3人で大型ショッピングセンターへお買い物に出かけます。
ママが買い物をしている間、ありすはキッズコーナーでココの子守をすることに。
しばらくするとココが他の赤ちゃんと玩具の取り合いになり赤ちゃんを泣かせてしまいます。
『どうしたの、大地』と現れたのは、なんと小学生時代の親友ルナ!!
妹のココと玩具の取り合いをしていたのは偶然にもルナの弟だったのです。
赤ちゃん用のお菓子「ハイハイン」のおかげで泣き止んだココと大地を再びキッズコーナーで遊ばせるありすとルナ。
『せっかく同い年で弟と妹だしさ、将来結婚させようよ!』
『そしたらあたしたち親戚?!』
と、楽しそうに会話を弾ませる2人。
『こんな風に話すのは久しぶりだよね』とルナ。
そして『テニス部に入れていいな・・・』と羨ましがるありすに対し、
ありすのことをえらいなと思っていたと伝えます。
自分には弟が2人もいるのに家の手伝いをしていないことが恥ずかしかったと。
前に言った『ありすって主婦みたい』は、ルナにとっては最上級の褒め言葉だったのでした。
例えがヘタなのかな、思ったことをすぐ口にしてしまう・・・と反省するルナの横で、
小6の頃クラスのみんなから変人扱いされていた自分を助けてくれたのもルナのまっすぐなところだったと思い出すありす。
そしてルナはルナで、ありすが隣の席の吉羽くんと楽しそうに話しているのを見てこっそり引き返していたのだとか。
お互いに寂しい思いをしていたことがわかり、嬉しい気持ちになるのでした。
しばらくしてアリスのママが買い物から戻ってきます。
偶然ルナと会って、今まで一緒にいたことを伝えると、ママもご挨拶したかった、赤ちゃんに会いたかったと残念がります。
『フードコートにいるかもよ』というありすにママは、
『でもうちはスペシャルランチだから』と答えます。
ママとありすで作ったお弁当・・・。いつもと変わりばえしない玉子焼きとウインナーとおにぎりだけど、
みんなでピクニックみたいに外で食べたらめっちゃおいしい・・・としみじみ感じるありす。
『ありす、ママのこと手伝って家のこといろいろやってくれてありがとうね』
突然ママはありすへの思いを伝えます。
『ありすも大変だったと思うけど、ありすがいてくれてママ本当に助かってるよ』
この言葉を聞いて涙を浮かべるありす。
とその時遠くの方からルナ家族の姿が。
ありすのママとルナのママも久々の再会を果たします。
ルナがいつもお世話になっていますと挨拶するルナのパパに、
ルナだけじゃなく自分もお世話になったと言うルナのママ。
その昔、ルナのママがPTA会長夫人に対して言った一言でその場の空気を凍らせてしまいピンチに立たされた時、
ありすのママの咄嗟の機転でなんとかその場をうまく収められたという出来事が過去にあったのです。
パパがいた頃のママはとんだ天然さんで、何でもパパに頼りきりだと思っていたのに、
実は、本当の姿は何でも自分でできてしまうしっかり者で、
パパが喜ぶとからと、わざとパパに頼ってあげていたというママ。
ー ママは案外いろいろ見てたしわかってた ー
そう再確認するありす。
そんなママとおしゃべりしながら芝生に寝ころんで、
どこにいるかも、生きているかも死んでいるかもわからない、
ココが生まれたことも知らないパパのことを考えるありすなのでした。
アリスとアマリリス第11話の感想
ありすとルナがまた、以前のように楽しくおしゃべりできるようになって良かったですね~!
ありすのママは本当はとてもしっかりしていて周りの空気をしっかり読める人だったなんて、容姿端麗で完璧!
中学生で本当なら青春まっただ中のありすですが、
生活していくために家事と子育てを手伝うけなげな姿、
これからも見守っていきたいです。ガンバレ!ありす!
コメントを残す